明海大学?朝日大学合同研修会を開催しました
2025年5月24日、姉妹校である朝日大学との合同研修会を開催しました。本研修会は、明海大学を会場として行われ、両大学の姉妹校協定に基づき実施し、二部構成で行いました。
第1部：『第二期トランプ政権と国際情勢』
テレビなど多数の情報番組でアメリカ政治について解説している本学外国語学部英米語学科の小谷哲男教授が講師を務め、第二期トランプ政権と国際情勢についての講演が行われました。小谷教授は、トランプ政権の核となる「アメリカファースト」の理念や他国からの輸入品に高関税を課す関税政策、そしてGDPを重視する経済戦略などについて説明しました。参加者は、これらの政策がアメリカ国内に留まらず、世界の国々や国際機関にどれほど大きな影響を及ぼすかを改めて実感し、国際情勢の複雑さとトランプ政権の動向への理解を深めることができました。
明海大学外国語学部英米語学科 小谷教授
会場の様子
第2部：『IT活用最前線‐Chat ＧＰＴをはじめＡＩ技術による教育?研究?医療現場へのインパクト‐』
マイクロソフトの業務執行役員であり、多くの最新テクノロジーを伝え広めるＩＴ業界の著名カリスマエバンジェリストの西脇資哲氏を講師に迎え、「IT活用最前線‐Chat ＧＰＴをはじめＡＩ技術による教育?研究?医療現場へのインパクト‐」についての講演が行われました。西脇氏は生成AIの能力は非常に高いものの、その真価はいかに効果的に活用するかが大事であり、AIに的確な指示を与えるための「プロンプト（AIへの指示文）」をいかに具体的に作成することが重要であると説明されました。参加者は、AIを単なるツールとしてではなく、自身の業務や研究などにどう活かしていくべきか、より実践的なＡＩの活用方法について具体的なアドバイスを得る貴重な機会となりました。
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇氏